2015年7月7日火曜日

ドキュメンタリー映画『ブラインド・ジョー・デスを探して – ジョン・フェイヒーの物語』&LIVE@渋谷UPLINK20150615

6月15日(月) 19:00開場/19:30開演(22:00頃終演予定)
LIVE(出演:ジム・オルーク)+上映+トーク(出演:ジェイムス・カリンガム監督

ジム・オルーク(acoustic guitar)

intro~ジョン・フェイヒー漫談~94 The Long Way

演奏を始めて少し経ってから94 The Long Wayのリフを弾きつつジョン・フェイヒーとのツアーでの思いでを語りはじめるジムさん(もちろん日本語で)
うる覚えの内容
「自分が今弾いてるアコギはツアーの時にジョンさんに貸したものだからジョンさんの汗が入ってると思う」
ジョン・フェイヒーとホテルの一室でインタビューを受ける事になったときのエピソードも披露。
インタビューの前に気を効かせようとしたジョン・フェイヒーがホテルのルームサービスでみんなに特に注文を聞くことなくコーラやらハンバーガーやらジャンクな食べ物をたくさん勝手に注文した事をジョン・フェイヒーのモノマネで披露(眠たそうなモゴモゴした喋り方)

一通り漫談が終わると演奏に戻りそこからはさっきまでの会場を笑に包んでいたユーモラスな雰囲気と打って変わって美しくも緊張感ある演奏が繰り広げられた。

アコースティックギターでの演奏はとにかく素晴らしかった。

映画もまた面白くジョン・フェイヒーの生涯がユーモアと毒を織り交ぜつつ語られていく。カントリーブルースのコレクターとしての一面。元祖インディーレーベルのオーナーとしての一面。ノイズ以降の若者に発見されてからのクールな存在として持ち上げられる晩年。何故彼だけがあのような美しい響きをもった奏法を生み出せたのか。彼のパラノイアックな作品の背景には父親による幼少期の性的虐待も関係しているという衝撃的な事実も明かされる。


Dry Bones in the Valley(John Fahey)


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