参加面子が豪華でメルト・バナナやイトケン率いるHarpy、海外勢はやはり音響派の時代だったんだなぁという感じでジョン・マッケンタイアやデイヴィッド・グラプス、お馴染みサーストン・ムーア!他にはオリヴィア・トレマー・コントロールやアドヴェンチャーズ・イン・ステレオなどなど。
そんな中やっぱり気になるのはジム・オルークによるカバーでしょう。楽曲はsmily smile収録の「 Fall Breaks And Back To Winter (Spring Breaks And Back To Winter)」でSMiLEでは「Mrs. O'Leary's Cow」にその断片が利用されている楽曲ですがジムさんは全く別物の曲をカバーとして提供しています笑
ジムさんはビーチ・ボーイズのある楽曲の一部をループにしたミニマル・ミュージックを構想していると発言していましたが今のところ実現していません。提供された曲はBeach BoysのSmileとVan Dyke ParksのSong Cycleを掛け合わせたような雰囲気を持つ美しい作品となっていてこの時期のジムさんの充実ぶりがわかります。
エレピの音色やコーラスは武満徹の映画音楽やロバート・ワイアットのような雰囲気もあります。
ここで共演しているedith frostはシカゴを拠点に活動する女性SSWでジムさんのバカラックカバー「Something Big」のサビで聴くことができる印象的な女性コーラスの内の一人だったようです。
ブライアン・ウィルソンの朋友ゲイリー・アッシャーによるインストゥルメンタル作品から冒頭で演奏されているのが元の曲です。全く違いますね(笑)
0 件のコメント:
コメントを投稿