2015年2月19日木曜日

「新宿で会いましょう」戸川純 ジム・オルークとジェファーソン台車 @新宿LOFT(20150218)

ジム・オルークとジェファーソン台車(石橋英子、須藤俊明、山本達久、波多野敦子)

01.94 The Long Way(intro)~Something In The Air(Thunderclap Newman)~94 The Long Way
02.Ghost Ship in a Storm
03.Movie on the way down
04.Life Goes Off
05.Therefore, I Am

過去の来日時にも披露していたサンダークラップ・ニューマンのカバーを94 The Longwayの中に挟み込む形で演奏。
Ghost Ship In a Stormは歌いだした途端にボーカルにリバーブがかかっていないことに気が付き「自分の声スキジャナイ」と言ってリバーブをかけてもらってやり直し。
Movie on the way downではかなり長いギターソロを熱く披露。マエケンとのソープランダーズでの活動も影響してる?SG弾き倒してるからかだんだんジャック・ブラックにみえてくる。
「ヤリタクナイ」とメンバーに愚痴りながらのLife Goes Off、最後に音源と同じドラムのノイズがレコーダーから流され最高潮に達した瞬間にTherefore,I amのギターリフへ。何度観てもこの流れは痺れる。

この日トリの戸川純も最高に格好良かった。戸川はMCでジムとのエピソードを披露。NYへ旅行に行こうとした際に、その当時サーズが流行っていた関係で入国時のチェックが厳しくに空港に足止めされてしまった。たまたま以前雑誌で対談した時(たぶんFADER誌)に貰ったジム・オルークの連絡先を持っていたため空港の職員が連絡してくれてさらに他の連絡先であるジョン・ゾーンも呼んだため、空港でジョン・ゾーンとジム・オルークと通訳の女性に出迎えられる形になった。泊るところも無いのでジムの家に一泊した際(雑誌対談だけの交流だったため実際に親しかったジョン・ゾーンの家の二階に長期間泊まった)、ジムの家には友沢ミミヨグッズがたくさんあり、友沢ミミヨの人形をなぜか持たせてくれた。そして、寝起きの戸川にジムが「何か飲む?」と声をかけたことが日本でも男が言いそうなことで外国でも変わらないんだなとおもしろく思ったみたい。

また、ブリジット・フォンテーヌの「ラジオのように」のカバーを披露する時にもジムが過去にブリジット・フォンテーヌのアルバムに関わった(2002年のKekeland)ことに触れてジムに違うと思われるかもしれないと自信なさげにMCしていたけどそのあとのカバーも素晴らしかった。