2013年9月23日月曜日

Luciano Cilio 「Dell'Universo Assente」 Jim O'rourke 「海炭市叙景」

70年代のイタリアの現代音楽家。
ジム・オルークがライナーを担当していることで知りましたが素晴らしい内容です。
ハープを思わせるアコースティックギターの繊細なフレーズと不穏なコーラス、冷たく緊張感に満ちた美しい楽曲です。

ジム・オルークの海炭市叙景のサウンドトラックにも大きく影響を与えているように思います。
「海炭市徐景」ではジム・オルークによる冷たくも美しい音楽の存在が海炭市の人々の厳しい人生模様を映しだした物語への救いとなっていたように思います。
初日の出のシーンで滲み出るように流れるジム・オルークの音楽があまりに美しいです。
寂れたプラネタリウムで流れるにはあまりに高級な電子音楽が使われていたのも気になった。

Luciano Cilio - Primo quadro della conoscenza


ジム・オルーク - 海炭市叙景