2013年7月8日月曜日

roberto cacciapaglia 「SEI NOTE IN LOGICA」

最近、LPが再発されたroberto cacciapagliaの79年作 「SEI NOTE IN LOGICA」
こないだのジム・オルーク6daysでもかけていて嬉しかったのを思い出す。
ジム・オルークはフランコ・バティアートをフェイバリットに挙げていたしその鍵盤奏者であるロベルト・カッチャバーリャももちろんお気に入りなんだろうなぁ。
ピアノのフレーズにアナログな電子音が絡みやがてバイオリンや声、マリンバがミニマルにフレーズを繰り返す。ストレンジかつ美しい楽曲。
ポストクラシカルなんて言葉が生まれる前からすでに同じ感覚でこのような作品が存在していた事に驚く。79年がミニマルミュージックを得意とする現代音楽の作家が続々と作品を発表しているという時代の雰囲気もあるのだろうなぁ。
寒々としたテニスコートのジャケットも最高。
この作品を聴くとジム・オルークの「I'm Happy and I'm Singing and a 1, 2,3, 4」を思い出したりも
また、この電子音の音色はEurekaの冒頭を彷彿とさせたりもする。

帯に括り付けてあったボーナスCDがアコースティックバージョンも収録していてこちらも素晴らしい内容です。


Roberto Cacciapaglia - Sei Note In Logica (Part 1)




2013年7月6日土曜日

there's hell in bern

there's hell in bern
98年リリースのコンピ「meme」収録
Jim O'rourkeの「There's Hell In Hello But More In Goodbye」のフレーズにLoren Connorsがあの泣きのベンドで絡んでくる素晴らしい共演。
ジム・オルークのソロの時の演奏スタイルは明らかにLoren Connorsの影がうっすらと見え隠れする。実際90年代ごろは長髪の風貌も似せようとしていたのではとすら思う。